姓名判断・名づけの専門家：桜宮史誠名付け室｜命名の無料相談も

患者さんの病気発見治療に優れた威力を発揮している「オーリングテスト技法」を、赤ちゃんの名付けに引用し、数多くの成功者を世に送り出しています。

「桜宮式オーリングテスト」のすべて

私は長い年月、人の意識とはまったく無関係に人の一生を狂わすその「気」の存在を捕えることは出来ないかと、日夜研究を積み重ねて来たのです。そして、その研究の過程で（二人で行う）オーリングテストとの出会いがあり、そのオーリングテストを進化させ今日の「桜宮式オーリングテスト」を完成させたのです。
話は少しもとへもどりますが、私は中年にさしかかった頃に体調を大きく崩し、あらゆる病院、あらゆる祈祷、あらゆる祈願お祓いを受けたのです。が、体調は一向に回復せず、モンモンとする数年を送ったのです。以後、他人の良いというあらゆる事に挑戦をし、ついに、病に打ち勝ったのです。
そして、私は思ったのです。「自分の体験から、世の中のすべての人が幸福になれる方法はないか」と。それからというもの、姓名判断の勉強から始まり、ありとあらゆる運命鑑定法を勉強し、私は、私独自の姓名判断法「複合殺の恐怖」をあみ出したのです。しかし、この鑑定法でも、自分の望むものとしては不充分だったのです。といいますのも、同姓同名もあれば、外国人の方の名前での鑑定などができなかったからなのです。
「どうすればいいのだろう」と悩んでいる時に、小牧内科院長 小牧医師から教えてもらったのが「二人で行うオーリングテスト」だったのです。さっそく。家族やスタッフ達と研究を重ねたのです。
しかし、二人一体のオーリングテストでは、独身者や、一人住まいの人達には、テストができないという欠点があったり、さらに、二人一体で行う場合、相手の力が気になって仕方がないという難点などもあったのです。
私のところへ相談に来られる人も、私が二人で行うオーリングテストで両サイドから引っ張ってあげると「力の入れ方が違うのではないか」といったような不信感を持たれることは、たびたびあったのです。決してそんなことはないのにです。
オーリングテストがすばらしいことであることはわかっていても、その不信感を拭い去ることはどうしてもできないものだったのです。
「その不信感を拭い去るにはどうしたらいいのか？」私は、日々そのことばかりを考えていたのです。そんなある日「二人でなくひとりでできないものか」と発想の転換をしてみたのです。「二人でやるから相手の力関係が気になるのであって、ひとりで行えば相手の力などは全く気にならないのではないか。では、ひとりで行える、単独のオーリングテストを開発すればいいのだ！」と思ったのです。
それからというもの日夜、親指と人指し指、親指と中指、親指と薬指、親指と小指と、何千回、何万回、と組み合わせて研究を続けたのです。
その結果、今回、考案開発した、私独自の「桜宮式オーリングテスト」を、皆様方の前に披露することができるようになったのです。
この新開発「桜宮式オーリングテスト」は、まったく相手を必要とせず、僅かな情報であっても、有り難いほど反応する優れたものなのです。
従来の世間一般の二人一体で行うオーリングテストでは、親指と人指し指で丸く輪を作ったオーリングテストの指先に、力が強く入りすぎる為、指先に伝わる自然界からの微妙な情報を完全に読み取れない難点があったのです。
それに対して「桜宮式オーリングテスト」は、親指と、人間にとって、最も大切な意味を持つ「薬指」を使うために、僅かな微妙な情報も見逃さないのです。
そういえば、ひと昔前まで、各家庭でも味噌をつくっていた時代がありました。その時に、母親たちが、味噌の主原料である大豆を蒸した時、この大豆が芯まで完全に蒸されているかどうかを見極める方法として、親指と薬指との間に挟んで押さえて確かめていたことを思い出します。これも、親指と人指し指では、力が入り過ぎて本当に蒸されたかもわからずに押し潰してしまうことを知っていたからでしょう。それに比べて、親指と薬指では、微妙な力の配分で、大豆の微妙なところを読み取ってくれるということも知っていたのでしょう。
私が開発した「桜宮式オーリングテスト」は、まさにそれだったのです。

『幸せを呼ぶ　桜宮式　オーリングテスト』（桜宮史誠,啓明書房,1996）より引用